Web担の仕事

インハウス デザイナーが係長に昇格して考えたヒエラルキー

4/1付で主任Bから「係長C」とやらに飛び級昇格です

ヒラで中途入社して約4年。ごりごりの年功序列で社歴の長さや性別が重要なこの会社においては早い昇格らしい。

ヒラ→班長(B→A→S)
→主任(E→D→C→B→A→S)
→係長(E→D→C→B→A→S)
→課長…→部長…

社員数1000人超の組織で一般に係長Eで早くて7年。10年以上経っても主任という社員もごろごろいる。

ここまでかっちりした等級/役職制度がある会社は、3社目にして実は初めて。

私のような、デザインをやる技術職はこういったヒエラルキーの外にいることが多いから。入社当初は役職なんてまるで興味なくどんな仕事ができるかしか見ていなかった。

だけど「この組織の中でやりたい仕事をスムーズに進めるには役職が必要だ」と気づいた。そして役職を上げるには技術力だけじゃぜんぜんダメで、案件を確実に着地させるスキルとか、部署内全体の業務を把握することとか、他のメンバーに木を配るとか、社内調整力とか、顔が広いこととか、そういった事が大事だと悟った。

会社組織における暗黙の了解というか、見えないルールみたいなものを、たぶん多くの女性は知らない。そんな書籍を以前読んだことがある。私は半ば無意識にそのゲームのようなものに乗っていたと思う。会社のゴルフコンペにも積極的に顔を出してみたりもした。

部長職をやっている旦那さんにもたくさんアドバイスをもらい、学ぶことが多かった。

私は単に私がやりたい仕事を進行させるために動いてきた。

例えば、明らかにデザインが古く使い勝手も悪く効果もまるで出ていないWebサイトを改修したいと考えた時。改修によって得られる効果に自信もあった。しかし役職やそれに付随する信用がないと、その企画をなかなか進められないのだ。企画書を分かりやすい言葉で丁寧に作りあげ、まず上長を動かし、あっちこっち説得や承認に走らなくてはならない。根回しの順番も重要だ。

これに割くリソースや心労は実際のWeb制作業務よりもずっとしんどい。

事業会社ではあたり前なのであろうこういった社内調整は最初の受託制作会社にいた時は知りようもなかった。クライアントに対する営業活動に近いかもしれない。ディレクターとかプランナーの仕事も含んでる。

来月からは今までより少しは仕事が進めやすくなるはず。

と思うのだが、いくつもある主要なWebサイトの改善は先述のデスロード進行でで一通り終わらせてしまった。

だから昇格したのだが。

やりたいことが殆どなくなってしまった。

デザイナーはモノを創り出すことにやりがいを見いだす生き物だしそれで評価を得たいと思っている。

社内調整で疲弊したくはない。

社内政治に長けて組織のピラミッドを登ることより。プロフェッショナルの傭兵のようにあることが理想。

私が創ったWebサイト達はあと4-5年は勝手に成果をあげていくだろう。

はてさて。この山をさらに登るか、それとも、、、?

KPIとした見込み顧客からのWeb問い合わせ件数を倍にするなど結果も出し契約に至る契約率も追っている。

このWebマーケティング活動は今まで誰もやっていない状態だった。これを最大の課題と感じ整備して推進してきたが、BtoBビジネスではまだそういうものらしい。関連書籍もあれこれ読んで勉強したが、何より前職でマーケティング部に所属した経験がなかったらこの課題に気づきもしなかったろう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

井倉

投稿者の記事一覧

インハウスでWebデザイナー×マーケターやっています。超就職氷河期世代のアラフォー。

関連記事

  1. 顧客向けWebサービスの運用・開発ディレクションを任される話
  2. デザイナーの忙しい一日例
  3. 広告デザインは消耗品
  4. MovableType6/7サーバー移転とバージョンアップの方法…
  5. DTPオペレーターとデザイナーの違い
  6. MovableType7の脆弱性をつかれサイトが消し飛んだ話とM…
  7. デザイナーの就職先(Web・グラフィック)
  8. インハウス Web担当、2022を振り返る

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


ピックアップ記事

PAGE TOP