部下に文句を言われたワケと反省点

デザイナーの部下A、ライターのB、そして係長の私の会話。

私「社員紹介のテストページできたので本人確認お願いします」
B「了解です。動画の部分はまだですかね?」
私「編集中なので、そこは後で確認で」
B「できれば一回で確認したいんですよね、あまり乗り気じゃない撮影だったので。。」
私「そっか。。Aさん、動画ってどれくらいでできる?」
A「えっ!まだこれからです。今からやって今日中には…。っていうか(テストページ作り)やるならひと声かけてもらえます?」
私「(えっ!なんでオコ?てかあなた休みでいなかったし)…ごめんごめん、(今日AMにあった)部長会議に間に合わせたくて」
B「じゃあ本人確認は明日ですね」
私「採用課や関係者への確認は私からだしますね」
A「関係者確認は(いつも)ライターにやってもらっててこちらの仕事じゃないんですけど」
私「いや、この件は私が技術部部長に依頼されたものでライターはその会議に参加してないのでライターから出すのは変だから」
B「それは確かに。じゃお願いします」
A「動画もそうですけど、まだC主任にみてもらってないし、出すのは明日主任に見てもらってからでお願いします」

そして納得いかなそうなそうな不満顔で動画編集を始めるA。
その態度にイラッとした私。

なぜこうなったか。

ページ作りは基本的にAさんの仕事。だけど忌引きや有休がかさなり仕事が止まっていた。素材と原稿がそろってもう3日経つ。ライターBからの「原稿できました」チャットにもAは(会社にいたにもかかわらず)反応していない。
それに撮影と取材をしたのは2週間以上前だ。
明後日に迫った月一の定例会で「まだ何もできてない」は1ヶ月何してたんだとなりかねない。

諸々の状況判断でAは作業を進める余裕がないと判断し、Aが休みの日だった一昨日、私が手を動かし半日でページを作ったわけだが。

私としては、休んだAに変わって滞ってる仕事を進めたのになぜAに文句言われなあかんのかと、Aが理解できなさすぎて、考察することにした。元々、空気や状況が読めない人なのは分かっていたが、この状況で文句を言える心理が本当に分からない。

Aの視点:
・(まだ先でいいやと思ってた)動画編集を急に急がされた ←コレが不機嫌の大元。急がされるの大嫌い
・やるつもりだったページ作成を勝手に進められた
・忌引きや有休で仕事が止まるのはしょうがない。無理に急がず遅くなっても自分のペースで進めたい
・確認フローがいつもと違うのはおかしい。決まったフローじゃないと気持ち悪い

私の視点:
・明後日の会議で出したいが、今日もAは休みだし忌引きもあったし、できてないのは仕方ないから私が今日作ろう
・原稿素材が揃ってるのに手付かずで、ボールを止めてるのが気持ち悪い
・撮影は2週間以上前だし動画編集だけ先にやっとくことだってできたはず。Aの動きが遅い。
・対応の遅さに痺れを切らした。自分でやった方が早い
・今回の案件は通常と異なる技術部部長起案によるイレギュラープロジェクトなのでフローが変わる
・忙しすぎて細やかな管理ができる状況じゃない。期日の迫った仕事からドンドコ進めるしかない

私の失敗点:
・会議までにテストページが欲しいことを伝えてなかった(できなければ私が作ればいいと思ってたのもある)
・進行が遅いことを指摘できてなかった
・無計画で思いつきで制作を進めた
・状況判断だけで進めず口頭で確認すれば良かった。コミュニケーション不足だった。
・イレギュラープロジェクトであるため通常フローと異なる動きになることをきちんと理解させてなかった
・プロジェクトには、技術部部長、管理部部長などが入っていてのんびり進められるプロジェクトではない事を伝えるべきだった
・Aがページ制作にこだわりをもって進めていることをきちんと認識できてなかった。
・こだわりよりスピードが大事である場合もあることを指導すべきだった
・それでも自分でやっちゃうのはNGだったかも

課題

・採用サイトの制作運用メンバー4人にはAに仕事が遅いと言える人物が私意外いないが、私も言えるタイプの人間ではない。指導することに興味もない。

・理想: 「やばい、係長に作業させてしまった。仕事遅かった。反省」

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