デザイン系の資格は必要ない理由

WEBスクール「インターネットアカデミー」で一通りの課程を終え、この後の「着地点」について考えた。一番分かりやすいのは「資格を取る」ということ。WEBデザインに関する資格は4つくらいあります。
でも、私はデザイン分野に関しては「資格」というものに懐疑的なスタンス。
以前、本業である印刷に関する資格「DTP検定」を取得してしばらく保持していましたが、なんの役にも立たなかったからです。
デザインの世界では資格より実績がものを言います。
「●●の資格をもっています」より「これを私が作りました」のほうがずっと説得力があります。

「DTP検定」は2年ごとに更新しなくてはならず、その度に受験とお金が必要です。なんの役にも立たないのにお金を払って資格を維持することに疑問を感じて更新を止めることにしました。せっかく取得した資格を失効するのはもったいないかなとは思いましたが、お金の無駄と判断したのです。
ところが、更新期限を過ぎても資格協会から「まだ更新できます」「○年以内なら更新できます」なんて連絡が何度も届くのです。
そして思った。
「ああそうか、資格だって所詮ビジネスなのだ」

デザイン系の資格取得は全くの無駄と言い切るつもりはありません。自分の力量を客観的に図るという意味では有効だと思います。その結果、ちょっと自信を持つことが出来るとか、もうちょっと頑張ろうとかの判断ができる。
ただそれ以上でも以下でもない。

デザインに関しては資格を取って就職に役立てようとかはあまり期待しないほうがいい。せいぜい履歴書の欄をちょっと埋められるというくらいなのだ。

初回公開日:2012.07.12

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